昨日今日

五月五日

三度寝くらいして9時半くらいに起床。朝から親父が念入りに片付けや掃除をしていた。一緒に置き所の決まっていない机を縁側に運ぶ。今日は弟が彼女を連れて実家にくるとかどうとか、そういうことか、朝ごはんを食べながらぼんやり考える。パン、ウインナー、ハム、レタス、スクランブルエッグ。たまたまついていた録画ドラマの朝食のシーン。まったく同じものを食べる。というより食べていたらテレビにそのシーンが映った。食べていたのは石原さとみ。昨日は一日外出。午前中、井尻さんのところへ入れ替え。本棚のこと、お店のこと、近況や源さんのお店のオープンの話など、ぽつりぽつりと話す。ようやくショップカード。発注できたからたんまり渡す。みなさんどうぞどうぞ、しおりなりなんなりご自由にどうぞ。井尻さんを後にして京都へ向かう。大阪から京都へ向かう道が好き。いつも気持ちいいな、と思う。窓を多め開ける。(車の)窓の幅を表す表現は多め少なめで合ってる?窓を少し開ける、窓、ちょっと開けて、多めは使ったことないからわかんない今日、本当はクランプの入れ替えのはずだったけど、三日前に急遽連絡が来て、決まった本棚終了のお知らせ。いつか、いつかくると思っていたから、始める時から。だから意外と冷静。終わるなぁってかんじ。むしろ曲がりなりにもなんとか役目を果たせたんじゃないかと少し誇らしい。4年間ありがとう。片付け中、周りの方がしんみりしてて、なんだよ〜って思う。山居さんの出張販売で返ってきた本が割とお店に散乱していて、クランプの本、どうしようか、またいろんなところに積み上げる。見やすさやレアアウトもくそもない。こうやって古本屋ってできていくのか。夜はゴトウさんの紹介でfarmoonのディナー。こんなチャンス、もうないよ。とにかく素晴らしくて、美味しくて、眼も鼻も口も全部が楽しくって。表現が上手くできないけど。初めましての人も含めた7人だったんだけど、みんなやっている事が多種多様で話も興味深かった。こういうワクワク、久しぶりだなぁって思った。結局帰り夜1時前に京都出発。睡魔との戦い。エナジードリンクか珈琲欲かったけど、farmoonの後、できるだけなにも入れたくなくて必死に睡魔に耐える。美味しいものを食べた後は2時間空けて素うどんなら許せる、のくだり。

 

五月六日

GW終了。4月からgwにかけてイベントや選書、買取や常設の入れ替えなどで割とバタバタだったけど、なんとか乗り切った感。あとは今週末のoitoの入れ替えが終われば落ち着く。今朝、無事2回目の小田垣への納品が終わり安堵。次は6月末のフジダイでの古本市にむけて。それまではようやくお店に目を向けられる。(お店は変わらず常に静かです)営業前、西町にオープンする蚕糸のレセプションに行く。そこは一棟貸しの宿で丹波布のショップギャラリーが併設されている。篠山の西エリアに人の流れができるのは素直に嬉しいな、と思う。帰りにbless&royで珈琲を一杯。ちょうど探していた感じのブックスタンドがあり、おっちゃんに尋ねると、いまは売り物じゃないんだよね、飽きたら売るよ、って。その流れでお店の話。少し血迷っていた、と反省する。bless&royは始めた時も今も、できるだけ時間と手間をかけたいと思っている、と言っていて、自分も本当はそうだった、と思い直す。一喜一憂しない。悪い癖、正解は自分の中に見つけること。