十一月二十四日
日曜日。昨日からストーブを出している、冬だ。この匂いを嗅ぐといつもルパンさんの営むヘリングを思い出す。元気にされているだろうか、てかまだちゃんと生きてんのか。久しぶりに行きたくなった。本の山でできたオブジェ。2日連続は避けたいと思いながら営業スタート。開ければ、いつもの方やめがけて来てくださった方々、ありがたい来客が続いた1日でスッと背筋が伸びる。先日「悪魔の辞典」を買って行った老父は今日も翻訳違いの「悪魔の辞典」を買って行った。やはり谷川俊太郎の本を手に取るお客さんが多い週末だった。様々なジャンルの棚に潜んでいて、その偉大さを感じる。来客の合間にひたすら出店準備。営業終わりに準備できた分だけ車に乗せて京都の藤井大丸まで走らせる。水曜日に残りの分を搬入してそのまま設営する予定。今週はヘビーな1週間になりそうだ。22時過ぎ会場に到着すると、ワールドエンズ・ガーデンのオザワさんと待賢のトリイさんも居て、搬入後一緒にラーメンを食べて帰ることになった。深夜の天一とかいつぶりだろうか。絶対ラーメンだけで良いはずなのに、ラーメンに天津飯のついたセットを頼んじゃうの、いつまでやってるんだろう。もうそんなに食べれないよ、自分へ。トーハンのほんやる企画への賛否、愛のない仕事はやめようぜ。あとは日常がイベント化する話、組織を作る最後の世代の話などが興味深く心に残った。なんやかんや話しても結局好きだから、やりたいからやっている、というところに行き着く。それにとても希望を感じる。お店を出たあと、トリイさんが「いよいよフジダイ始まるって感じやな〜!」って言っていて、なんだかそれがとても良くって京都最高だな、古本屋最高だなって思いながら帰宅02:41
十一月二十七日
日曜日に引き続き夜、古本市の搬入設営で京都。せっかく準備したのに、車に積み込む直前になってあれやこれや不安になり、持っていく本がしっくり来ず、恒例の迷走。いつまで経っても腹を括りきれず、自分を信じきれない。血迷った挙句、目の前にあった均一文庫が入った箱を積み込むという謎の行動。(結局使わずまるまる持って帰ってきた)会場に着くとトリイさんと古書ダンデライオンのナカムラさんが作業していた。相変わらず安定感のある棚で惚れ惚れする。自分もあれこれ悩みながらなんとか作り上げた。トリイさんが終わるのを待ってくれていて、少し談笑してから帰る。最近の買取事情や過去の催事な話、棚の作り方の話など。「本がめっちゃ散ってて一見、見にくそうやのに不思議と売れる人いるよなぁ、あれってなんなんやろ」「確かに、本と焦点が合う棚、合わない棚ってありますよね〜」今日は日を跨ぐ前に京都を出れた。1:30帰宅。がんばろう
今週、篠山の店舗営業日は日曜日(12/1)のみ。
土曜日は古本市の店番のためお休みです。
時間はいつも通り12:00-20:00
*四条寺町デパ地下古本市 藤井大丸地下一階
11/29-12/8 10:30-20:00
*珈琲山居での出張販売 珈琲山居
12/5-12/16 (火水休み) 12:00-18:00
12月、2週目からは月曜も開けるのでそちらの日程もよろしくお願いします。
物量、一時的に減ってるので、いつもより見やすいかも(?)
今週も本の買取に販売にお待ちしております。
お気軽にどうぞ